製品分析~BRAKE FLUID TESTER(ブレーキ液テスター)~
BRAKE FLUID TESTERなるものを手に入れました。
が、メーカー不明のブツでありまして。
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分解してみました。
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電池を入れる方の面の中央の拡大写真が下の写真です。
中央の円形に101と書いているものがコイル
肌色の四角いものがコンデンサ
その間に小さく写っている部品がIC
ここで何をしているかというと、
乾電池(1.5V )の電圧を5Vに変換しています。
5Vでないと下の写真のICが動作しないためです。
上のICがとても重要な役割をしています。
このICはバッテリーを充電する装置のコントローラーICです。
バッテリーは充電が進むにつれて流れる電流が少なくなります。
それを感知するICです。
これを応用しているようです。
ブレーキ液には電気が全く流れません。
ブレーキ液の中の水分が多くなると電気が流れやすくなります。
電流の流れやすさで水分の量を測り、グリーン、イエロー、レッドのLED
を光らせているようです。
なぜブレーキ液に水分が入るとだめなのか。
は水の沸点は通常100℃です。
ブレーキを多用しているとブレーキ液は簡単に水の沸点に達します。
水が気体になるとブレーキを踏んでも気体が圧縮されるだけでブレーキが利き難くなります。
なのでブレーキ液の水分量を以ってOKかNGか判定しているようです。
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