車両整備

E25 CARAVAN エアコン修理

こんにちは。

車内洗浄のマルトレです。

  

E25 CARAVAN エアコン修理の

備忘録です。

海外ではURVANと呼ばれているようですね。

このCARAVANはエアコン不良。

という事を承知で購入いたしました。

その時は、ガス漏れだろうと思い、

あまり気にせずに購入しました。

似非エンジニアでも簡単に治せます(^^;

 

昔、家庭用・業務用エアコンの基板設計をしていたので、エアコンのシステムは熟知しているつもりです。。。

 

購入後、ガスとオイルを規定量にすると、

稼働するようになりました。

それで満足し、その後の様子は適当にしてしまいました。

結局は真夏に2週間程度でガス漏れにて再度稼働しなくなりました。

 

この真冬に、気になってしまい、

修理することにしました。

先ずはガスと蛍光剤入りのオイルを規定量入れてみました。

 

規定量は、下記です。

ガスR134a、

シングルエアコン:700g

ダブルエアコンン:1050g

オイルDH-PS(PAG):200ml

コンプレッサー

 

純正のコンプレッサーは、

ZEXELで型番は、

92600-VX100

506012-0350

のようです。

コンプレッサー

 

こういうものは漏れるケ所はほぼ決まっていて、エキスパンションバルブかエバポレーターかレシーバータンクか配管のつなぎ目。

簡単に見つけられて、治せる場所であればよいなあ。。。

と思いつつ、

わからない場合は、ストップリーク剤を入れる予定でした。

私は、ストップリーク剤は一時しのぎの気休め程度でしか考えていませんでした。

が、きちんとしたモノは、数分間で圧力が規定量以下(少しだけ)の漏れなら止められる製品があるようですね。

で、漏れている個所は意外にも!

ものすごく作業しやすい箇所。

コンプレッサの低圧側!

ガス漏れ箇所

 

拡大して頂けるとわかりますが、

低圧側(画像下側)の配管の繋ぎ目から、

蛍光剤が漏れてます。ブラックライトを当てなくても見える程漏れてます。

記載を忘れておりましたが、ガス・オイルを入れる前に真空ポンプで真空にするのですが、その時に見た漏れ量は少なかったです。(精度はあまりよくない物ですが。)

 

という事で、直ぐにでも治したかったので、

初のリークストップ剤を入れようかと思いましたが、折角ものすごく交換しやすい場所でしたので我慢して、Oリングを注文しました。

 

O-ring

純正品番

レシーバタンク:92471N8210

コンプレッサ高圧側: 92472N8210

コンプレッサ低圧側: 92474N8210

配管図

Oリング交換は、コンプレッサとレシーバタンクのみです。

通常は、予備整備として、レシーバタンクやエキスパンションバルブ、エバポレーター等、交換がベストでしょうが、あえて、Oリングでしかも交換しやすい場所のみ!

コンプレッサのOリング交換中

ワタクシ、Oリング様をなめておりました。

こんな輪ゴムのちっさいのが重要な役割をしているのか?ボルトをきつく締めておけばいいでしょう。なレベルの思考でした。規定トルクの設定が必須なほど繊細な車は大衆車としては無理でしょう。という思考です。

 

Oリング恐るべし!。

上が旧

下が新品 です。

Oリング新旧

上の旧品は細く見えます。

横から見るとOリングが角ばっています。

断面が長方形になっている感じです。

これで隙間ができ、漏れるわけですね。

Oリングだけでこんな重要な役目を負っているとは!。

 

ついでにレシーバタンクのOリングも交換しました。

レシーバタンクOリング新旧

上が旧、下が新品です。

こちらは劣化の程度は低かったですが、

やはり新品の方が太く見えます。

レシーバータンク
レシーバータンク

以上。

再度真空引きして、ガスを規定量入れました。真冬の為、圧力計の感覚が夏場と違うので戸惑いましたが、これにて一時様子を見ます。

再度漏れておりましたら、

ストップリーク剤を入れます!

ストップリーク剤のみで1万円。

規定量の封入治具が1万円ちょっとです。

使ってみたいですが、漏れないのが一番。

漏れない事を祈るのみです。

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

車内洗浄のマルトレ。

車内のクリーニングだけではなく何でもやります!。

E25 キャラバン エアコン修理

リビルト品でお安く修理♪

お久しぶりです。

Pです!

当店は修理も行っております。

写真はリアガラスが割れてしまった

三菱アイ


 

 

 

 

 

 

ガラスを交換ですと、

ガラス代:¥46,000

接着剤 :¥4,300


部品代:¥50,300

ちなみに工賃は : ¥14,300

——合計—————-

¥64,600

値引きで約¥63,000

高い!!

高すぎる!!

という事で

リビルト品

(中古品を使用に支障がないように手入れした部品)

を使用しました。


 

 

 

 

 

 

リビルト品リアゲート ¥9,504

送料:¥7,560

——合計————————-

¥17,064

( ̄ー ̄)

その差、

¥33,236 !!

( ̄ー ̄)

スシローが夫婦で10回♥行けますね(庶民派)

 

代車の車検整備

どうも!整備担当・P です!.

本日は代車の車検整備を行いました.

まずはヘッドライトが雲っていて光量不足になりそうなので,

ヘッドライト磨き.

磨き前の写真をうっかり撮り忘れましたので、

左右で磨いた後と磨く前の写真比較になってます.

ヘッドライト磨き

拡大すると違いがはっきりわかります.

光軸は調整する機械がないので,

テスター屋さんでやってもらいます.

 

後は、検査項目に従って点検していきます.

これが数多くあって結構面倒です.

 

錆はありませんでしたがシャーシ―ブラック塗装もしました.

下回り点検中

~中略~

で点検完了です.

代車ミラ

H21年式 ダイハツ ミラ です.

ヒートショック試験 ~ELGRANDのオーディオ修理~

過去の投稿がサーバーから出てきましたので、
過去の記事も大幅に書き直して投稿していきたいと思います。

まずは、2015/05/02の記事より。

電気機器はどれでも同じですが、

電子部品をはんだと言う物で固定しています。
ところが、はんだが経年劣化し、

部品が浮いてきて接触不良になり
動作しなくなる場合があります。
特に車の中は日本では夏はサウナ並みの温度になりますし、
寒い国ではマイナス温度になることもあります。
しかも、サウナ並みの温度になった機器が

常温に急に戻ったりを繰り返す訳ですから、
車載機器の電子機器は非常に過酷な品質評価がされています。
メーカーによって試験温度は若干変わりますが、
例えば機器の温度を-40℃から80℃という急激な変化を
30分おきに何度も繰り返す事によって、
上記の環境を疑似的に試験する方法があります。
ヒートショック試験と言います。
実使用と同じ条件で(夏の暑くなった状態から急激に常温に戻す状態)
何年も実際に試験をするのは困難です。
-40℃から80℃を繰り返す事なんて自然の中ではありませんが、
実使用と同じ条件で何年もかけて試験する代わりに、
この過酷な試験で数か月で製品の品質を評価するのです。
加速度試験という方法の一つです。

それでも保証期間を何年も超えてしまって使用していると、
どうしても避けられない事が起きてしまします。

最初に書きましたはんだの浮きです。
直す方法は簡単です。
はんだごてではんだを溶かして浮いた部品を再びくっつける!
それだけなんです。
言葉で言えば簡単ですが、物凄く小さい部品のはんだを溶かすので、
これはかなり根気がいります。
しかも、はんだの浮きではなく、部品自体の故障であればいみがありませんし。
これを行うのは賭けみたいなものですね。
因みに・・・今回のELGRANDのオーディオは直りませんでしたチャンチャン!

 

2015-04-18-13.55.03

 

 

 

 

 

 

 
2015-04-18-10.53.54